2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

スチームボーイ、サックス?

STEAMBOY スチームボーイ19世紀、イギリス。 無限とも思われる程の量の圧縮された高圧蒸気を内に秘めたスチームボールを物語のキーアイテム「のようなもの」にしつつ、科学を己の力の追求のために利用しようとする人々と、人類の幸福のために用いたいと願う…

生命の重み -バガボンド22

井上雄彦 バガボンド22(講談社)衝撃を禁じ得ない作品。巻をおうごとに深みが増していきます。前巻のラストで吉岡清十郎は武蔵に切られました。本巻はその場面を清十郎側から描き直すところから再開します。本巻では、当主清十郎を切られ、次席にある弟伝七郎…

セールス・コーチング

今月のCTPではセールス・コーチング、つまり、セールス・パーソンをクライアントにコーチングする場合や、自分自身のコーチングに関するセールスをする場合を想定してディスカッションやエクササイズをやっています。これまで営業の経験なんてありませんし、ど…

むむ!

今7-10pmのCorporate Financeの中間試験2を終えて、 多分夜中過ぎまでかかりそうな6ページのレポートと格闘中。 レポートは毎週のこととはいえ、やはり試験があると格段に疲れます。で、元気を出すために先日悪口を書きまくったワインを出してきて 飲み始め…

ポジティブな感情の力

Cultivating Positive Emotions to Optimize Health and Well-Being Barbara L. Fredrickson Prevention & Treatment March 2000本論文では、「Broaden-and-Buildモデル」という独自のフレームワークに基づいて、ポジティブな感情(喜び、関心、安堵等)の持つ…

ムードの力

EQの高いリーダーが生み出す組織活力 Primal Leadership ダニエル・ゴールマン リチャード・ボヤツィス アニー・マッキー DHRB Mar 2002 (HBR Dec 2001)ゴールマン氏のチームによる2年にわたる研究の結果、リーダーのムードやそれに伴う行動が最終的な業績に多…

バイオハザードⅡ アポカリプス

バイオハザードⅡ アポカリプス Resident Evil: Apocalypseかつてバイオハザードで遊んだ人間+ミラ・ジョヴォヴィッチ好きにはポイント高めの映画ですね。それ以外の人にはちょっと、、、かもしれません。 オフィシャルサイトより前作(これはバイオ好きにもチ…

チームEQ →ワインの話

チームEQの強化法 Building the Emotional Intelligence of Groups バネッサ・ドリュスカット Vanessa Urch Druskat スティーブン・ウルフ Steven B. Wolff DHBR Aug 2001 (HBR Mar 2001)この論文を読みかけていたのですが、途中で放棄しました。 チームにもEQ…

EQリーダーシップ

引き続きゴールマン論文です。 これも、ていうかこれは、さらに素晴しい。EQリーダーシップ Leadership that Gets Results ダニエル・ゴールマン Daniel Goleman DHBR Sep 2000 (HBR Mar-Apr 2000)先ほどの論文の2年後に書かれたもので、EQに関する概念はさら…

EQが高業績リーダーをつくる

「EQ こころの知能指数」のダニエル・ゴールマン氏の論文です。EQが高業績リーダーをつくる What Makes a Leader? ダニエル・ゴールマン Daniel Goleman DHBR Sep 2000 (HBR Nov-Dec 1998)本論文では、EQが5つの要素に分けて論じられています。(1) 自分を管理す…

カエサル死して後 -ローマ人の物語(13)

前巻から大分間があいてしまいましたね。既に17巻まで読み進んでいるのですが、すっかり記事を書くのを忘れていました。ローマ人の物語13 ユリウス・カエサル ルビコン以後[下] 塩野七生(新潮文庫、2004年)紀元前44年3月15日。 ユリウス・カエサル=ジュリ…

QuestionThinking

セルフマネジメントの授業で新たに追加された教科書。 非常に素晴しいです。 コーチングの重要なエッセンスがこれ以上ないくらい明快に示されています。また、セルフマネジメントの授業でこれまで学んできた内容をうまく統合的に把握するフレームワークを提…

Play to Strengths

いかに自分の強みを見つけ、いかにそれを活かす形で仕事をするか。 一つの面白い方法論を提示しているのがこの論文です。 どうやら、ミシガン大のMBAを中心に、POS = Positive Organizational Scholarshipという活動というか、学派というか、があるらしく、…

What's your story?

キャリア・マネジメントorキャリア・カウンセリングに関する論文です。なかなか実用的かつ面白い。ちなみに、Ibarra女史はINSEADの教授でもあり、キャリア・コンサルタントでもあり、エグゼクティブ・コーチでもあり、この分野でいくつか論文と本を書かれていま…

EQ こころの知能指数

ダニエル・ゴールマン 「EQ こころの知能指数」(講談社、1996)実はこの本を買ったのは大学生の時でした。購入後一度も読み通すことなく、大体途中で挫折し、その後京都から東京へ一緒に移動し、なんとアメリカまで移動して今日ようやく最初から最後まで読み終え…

燃ゆるとき

高杉良「燃ゆるとき」(講談社文庫、1999年)築地で他社の冷蔵庫を借り、まぐろの買い付け、輸出の事業からスタートした東洋水産。やがて自社で冷蔵庫を持ち、魚肉製品から「赤いきつね」等インスタントラーメンの製造・販売まで事業を多角化し、海外にも進出…

虚業と実業

勉強の合間のクリッピングです。梅田望夫さん 虚業という言葉について「僕は二十代後半から米国のコンサルティング会社に勤め、シリコンバレーでコンサルティング会社を興して八年になる。経営コンサルタントという職業に誇りを持ち、プロフェッショナルとし…

Googleのギャグ

ふと気づいたら、Google MoonとGoogle Marsなる新たな「サービス」が提供されていました!Google Moon Google Marsといっても、ごくわずかな枚数の写真をつなぎ合わせて作っているだけですので、あくまで気分が味わえる程度です。むしろ、ほとんどギャグです…

オーシャンズ12

ウェブのどこを向いてもほとんど酷評されてますね。オーシャンズ12 Ocean's Twelveたしかに全体に緩みきった映画で、オチも読めるし、偉大な映画とはとても言えないでしょう。でも十分面白いですよ。個人的には好きです。①キャサリン・ゼタ-ジョーンズがめ…

すごい考え方

ハワード・ゴールドマン著/松林博文訳 すごい考え方(Choose What Works) 中経出版なかなか面白い本でした。 一言でいうと、○自分の使う言葉が世界を、未来を創り出す。 ○自分が「原因」であり、世界が「結果」である という根本的な哲学の下、効果的な、①…

コンペ

今日はCTPのマーケティング最後のクラスでした。 非常に印象的だったのが、コーチング・エクササイズのコンペ方式です。CTPの中では毎回最低1回は誰かがクライアント役、誰かがコーチ役になり、短いコーチングのエクササイズをやるのですが、大体立候補方式で…

Red Eye

Red Eyeというのは、ウォールストリート日記の記事によると、深夜に出て、時差を逆行して進み、5〜6時間程度の飛行時間を経て到着地に早朝に着くフライトのことです。到着時にみんな疲れて目が赤くなるため、そう呼ばれているようです。ということだそうです…

アレックス コーチングに燃える

曇天 posted from フォト蔵すっかりご無沙汰しておりました。 少しバタバタしていて更新が大いに滞っていたため、相当ネタも溜まってしまいました。今日から1週間spring breakなのでまたどんどん更新していきたいと思います。ちなみに最近雨期らしく、毎日雨…

Emotional Intelligence (4)

EQ心の知能指数 第4章○言葉の定義 −「メタ認知」=思考過程を意識すること(心理学用語) 「メタムード」=自分自身の情動を意識すること(心理学用語) −「情動の自己認識」(by ダニエル・ゴールマン) =自己の心的状態を現在進行形で認識すること(意味は多分変わらな…

Emotional Intelligence (3)

EQこころの知能指数 第3章○こころの知能指数(EQ)by ダニエル・ゴールマン(p.61) −自分を動機づけ、挫折してもしぶとくがんばれる能力。 −衝動をコントロールし、快楽をがまんできる能力。 −自分の気分をうまく整え、感情の乱れに思考力を阻害されない能力…

English from Almost Famous(1)

英語の勉強のためにもう一度最初から見ていますが、かなり面白いですね。 使えそうなor使いたい表現めっちゃたくさん出てきます。 ストーリーの機微もよく分かります。 やっぱり英語字幕で一回で完全に理解するのは無理ですね。It's all happening. 辞書で出…

身体に聞け

最近、The Practice of Self-Managementの授業の内容+リーディングの内容+エクササイズで非常に大きな発見がありました。大袈裟じゃなく、これだけでこの学校に来た価値があると言えるほどのものです。それは、「迷ったら身体に聞く」もしくは、「身体は自…

あの頃ペニー・レインと

キャメロン・クロウ作品です。 エージェント、バニラスカイ、エリザベスタウンとは少しテイストが違っていましたがまさに彼の映画という感じでした。あの頃ペニー・レインと Almost Famousかなり「青春」寄りで少しビターです。ストーリーは、才能と幸運に恵…

Parducci

友人の家族と親戚がやっているワイナリーでつくっているブランドの一つ、Parducci。まだcabsしか飲んだことありませんが、お気に入りの一つです。Parducci (2) posted from フォト蔵多分、一週間前にこの記事を書いたとしたら、「目下最強と思っている」等々…

Daily Drucker(2)

今更ながら、よく見るとThe Daily DruckerのForewordを書いているのはGood to GreatのJim Collinsですね。そういえばGood to Greatの裏表紙では逆にドラッカーが彼の仕事を絶賛していました。通じ合うものがあったのですね、きっと。Practice of Abandonment…