バイオハザードⅡ アポカリプス

バイオハザードⅡ アポカリプス
Resident Evil: Apocalypse

かつてバイオハザードで遊んだ人間＋ミラ･ジョヴォヴィッチ好きにはポイント高めの映画ですね。それ以外の人にはちょっと、、、かもしれません。

オフィシャルサイトより

前作(これはバイオ好きにもチープ過ぎていただけない感じ)のラストでゾンビの街と化したラクーン･シティの病院で目を覚ましたアリスでしたが、実は単に看護･収容されていただけではなく、T-ウィルスを注入し、ゾンビ化することなく細胞を進化させるという危険な実験を施されていたのでした。そして彼女は、生き残った住人とともにラクーン･シティからの脱出を目指して行動を開始するのですが、もはや人間でなくなってしまった彼女のパワーはまるで現実世界のネオです。誰も止められません。こんな役がはまるのは彼女とアンジェリーナ･ジョリーくらいでしょう、きっと。

そんな彼女と同様、前作からの生き残りで、別種の実験を施され、もはや完全に見た目モンスターと化してしまったネメシスも登場します。ゲームのバイオ3で登場して相当恐怖を感じさせてくれた「追跡者」そのものです。でもゲームほど怖くありません。残念ながら。より戦闘力の優る方を兵器として売りたいというアンブレラ社の思惑の下、彼らは死闘(、というほどでもない。実は)を繰り広げるわけですが、かつての盟友同士の戦いという人間ドラマも一つの見せ場ではあります。

本作は、アクション映画＋ゲームの実写化作品という点で相当クウォリティが高いと思われます。頭を一切使わず、単純に楽しんでストレス発散するにももってこいです。考えることに疲れたとき等によいかと思います。