ピーター・ドラッカー

ドラッカースクールの日本人向けサイト用に書いた紹介文ですが、折角なのでこちらでも紹介します。−−−−− ピーター・F・ドラッカー(1909-2005)はしばしば、「マネジメントの先覚者」「マネジメントの巨人」「マネジメントの父」などと呼ばれています。トム…

とはいえ

夢の中まで戦略やファイナンスの議論にoccupyされてしまっているのは、必ずしも勉強がしんどいからばかりではないようだ。単純にこの二分野が面白いというところ大だ。特に、戦略論は、自分のexpertiseのコアにしていきたいと思うほど面白いと感じている。そ…

夢の中でも

さっき10分ほど昼寝してふと気づいた。 最近夢の中でもストラテジーやファイナンスの話ばかりしている。 企業の分析をしたり、ケースのディスカッションをしたり。 さらに驚いたことに、それを英語でやってる。 さっきの昼寝ではインド人とファイナンスの議…

企業責任のFive Stages論

とあるNGOについて調べようと思ったら、以下の記事がうまくシーサーからimportされていないことに気づいたので再掲します。なお、このフレームワークによれば、先日ご紹介したGEの新たな戦略は、第4段階"Strategic"から第5段階"Civil"の間くらいの位置にある…

プロフォーマ

Financial Policy & Strategyという授業がある。テストを除いて実質全11週の中で9つのケースをやる。9つのうち3つをチームでプレゼン+write-upし、残りはプレゼン無しでwrite-upだけ。これがかなりきつい。多分今期の授業の中で一番ワークロードが大きい授…

リリー・フランキー

筆者のことはよく知らないのだけれど、非常にいい言葉を見つけたので引用しておきたい。 がんばっているすべての友だちと、もう少しストレッチさせたい自分自身に向けて。 無理をしない人間は、もうその人生のほとんどを終わりに向けてしか生きてはいない。 …

鮮やかに青い海

任天堂とソニーの次世代ゲームコンソール市場での戦いを見ていると、いつも決まってあることを思い出す。それは、任天堂はチャン教授のブルー・オーシャン戦略を地で行っている好例だなあ、ということ。と、思ってたらIDCが随分前にそういう分析をしていたよ…

Just Check It.

これはすごい。 解説不要。 感動保証。 ドラえもん最終回

選択的要素劣位とイノベーション

選択的要素劣位はイノベーションの強力な源泉になりうる。それが『国の競争優位』の中でポーターが語っている重要なポイントの一つだが、実際にどういうことかと考えてみると結構面白い。例えば、 選択的劣位の最もはっきりした事例は、その国の企業が外国の…

デカくてグリーン(2)

グラキャニ posted from フォト蔵 さて、GE話の続きです。Ecomaginationについて。同社のEcomagination Web Siteによれば、 Ecomagination is our commitment to develop products and solutions that help our customers, shareholders and the public. と…

デカくてグリーン(1)

グラキャニ posted from フォト蔵 今日Morality&Leadershipのreadingで、HBSの"GE's Two-Decade Transformation: Jack Welch's Leadership"というケースを読んだ。就任直後の大規模なビジネスの再編("hardware")、1980年代の"software"の改革(Work-Out, Best…

優勝×2

今日は週に一度の贅沢で近所の寿司屋で夕食。 たまたまテレビでUSオープンがやっていて、思わず終わりまで見続けてしまった。女子決勝はほんとにいい試合で、一生懸命話しかけてきてくれるオーナーのおばちゃんにも「ちょっと待って、見えないから!」を連発…

最近のSONY

こちらにいると、成功した日本企業の代表選手として、あるいはcoolなIT製品のプロバイダーとして、割合頻繁に名前を聞く我らがSONY。しかし、最近の彼らには不安を隠せない。 8月のDell&Apple用のリチウム電池のリコールも相当にショッキングだったが、つい…

ウェルチの"First Who...Then What"

Good to Greatで提唱されているコンセプトの重要な柱の一つ、"First Who...Then What"。Morality&Leadershipの教科書によれば、ジャック・ウェルチも同趣旨のことを言っているようだ。興味深いのでメモ。 すべては人間から始まると私は信じています。誰かに…

学生のタイプ

Bally's posted from フォト蔵今回、2週間授業を受け、6回の授業に出て(2回休講)、5つのケース・ディスカッションに参加して強く印象に残ったのが、この学校の学生はお互いの意見にchallengeし合うことが少ないということだ。だから、ディスカッションもそ…

教授のスタイル

グラキャニ posted from フォト蔵2回目の秋学期、2週目も終わり、ようやくペースがつかめた。とりあえず週に1日は遊びに行けそうだ。ブログももう少しは書けそう。 Strategy(サテー教授)とMorality&Leadership(エルスワース教授)の授業は二巡したので、…

ベラージオ噴水ショー

YouTubeで初アップロードしてみました。有名なベラージオの噴水ショー。うまく撮れてませんが、映画シカゴのサントラ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズの歌う"And All That Jazz"に合わせてショーが進行してます。related videosに山ほどきれいに撮れた動画が…

マイルストーン

マイルストーンとは、「ベンチャー企業の成功に関する不確実性を解消させることができる、検証可能な達成点のこと」(スミス 2004, p.45)。段階的投資において不可欠なメルクマールの役割を果たす。また、ベンチャー企業の「作業仮説」としても役立つ。すな…

長谷川博和氏との懇親会

今日はグローバルベンチャーキャピタルの代表長谷川博和さんとお酒を飲みながらお話を伺えるという得難い機会を得ることができた。サバティカルでドラッカースクールにいらっしゃっている忽那教授のご縁だ。さすがに投資家に対するプレゼンテーションで徹底…

スロットにはまる(2)

リクエストにお応えして(笑)忘れていた続きを。ラスベガスのスロットについて考える上で、先の記事の3つのポイントに加えて忘れてはならないことがある。それは、要するにこれは確率の低いくじ引きだということだ。日本のパチスロだと(っていうほどやったこ…

縦列

二日連続YouTube。 まあ、newsingからのパクリネタですが。 すごいです。 とにかくごらんあれ。Pariking mix

モーターサイクル・ダイアリーズ

論理的には、あらゆることの選択肢がほぼ無限大に存在する。その無限大の可能性という、何も存在しないとほとんど同義の状態から、行動や変化を選び取るのは経験(real experience)が身体に刻み込んだ「思い」だ。また、死を絶えず意識せざるを得ない状況に生…

安藤トロいわ

久々のYouTube。 すっかり癒されました。ハロ「フランス語に聞こえる日本語」 安藤トロいわだけは読めた!! おまけ。 嘉門達夫「おもろい唄の元祖」 たしかに。僕らの世代では彼が「元祖」ですね。

P/E ratioとバブル

Binay教授によるFinancial Policy & Strategyの第一回授業はFinancial AccountingとCorporate Financeの予習的内容。のはずだったが、教授の都合により休講となり、代わりに新たなreading assignmentが課された。Analysis for Financial Management + S&P su…

スロットにはまる(1)

Casino Royal posted from フォト蔵イエローカードをくらうというトラブル?にもめげず、ラスベガスに無事帰還。第一日目のミスティアがあまりにすばらしかったために、是非ともシルク・ド・ソレイユの他のショー、特にO(オウ)が見たかったのだけれど、無情に…

イエローカード

旅行第4日、グランドキャニオンからラスベガスへの帰り道、往路とまるで違って快晴。同じフリーウェイを逆行して帰って行く。車を日常的に運転するようになったのはアメリカに来てからだが、ゆっくり走るのがあまり好きでなく、結構いつも飛ばしていた。特に…

戦略ってそもそも何?

来週から授業開始ということで、準備開始。Vijay Sathe教授によるStrategyのクラスも大変楽しみなものの一つだが、そもそもstrategyって何?というところが曖昧だったりする。文脈や状況によってももちろん使われ方は違うし、企業や事業の戦略一つとっても色…

グランドキャニオン二日目

朝日を拝んだ後、すっかり気が抜け、そして当然ながら眠くなり、気づいたら9時頃まで寝てしまった。グランドキャニオンでの大目的はもはや果たしてしまった感があったので、その日の目的であったトレイル踏破に対してもややモチベーション低め。そんなこんな…

グランドキャニオンの朝日と夕焼け

いかん。 帰って早々中途半端に酒を飲んだら寝れなくなった。 しょうがないのでブログを更新しよう。 昼間のグランドキャニオンは何もすることがない。 寝てた方がマシだ。 そして夕日と朝日を見るべし。みたいな失礼なことが地球の歩き方に書いてあったが、…

オンとオフ

いい仕事をするためにも、充実した人生を送るためにも、オンとオフの使い分けが重要とよく言われるけど、実はあまりその意味が実感として分かっていなかった。 東京での半ワーカホリックな日々の後遺症か、どちらかというと常に「前に進まなきゃ」「そのため…