プラニング学派
Strategy Safari: A Guided Tour Through The Wilds of Strategic Mangament
- 作者: Henry Mintzberg,Joseph Lampel,Bruce Ahlstrand
- 出版社/メーカー: Free Press
- 発売日: 2005/05/31
- メディア: ペーパーバック
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CH3 The Planning School: Strategy Formation As A Formal Process
○キー・コンセプト&プロセス
・ベースはデザイン学派と同じ考え方(SWOT)。
・目標設定
・外部要因の評価
・内部要因の評価
・戦略の評価
・細分化・階層化(長期/中期/短期、下位組織or事業単位、機能別等)
・策定プロセスそのもののスケジュール化
○代表的論者
・アンゾフ
・スタイナー
○置かれている前提と理論の問題点
・デザイン学派とほぼ同じ仮定を置いているため、多くの問題を共有している。ただし、実施フェーズをより多く理論の中に取り入れている点、戦略の立案においてCEO以上にplannerの役割を強調している点が異なる。
・第一の誤りは、環境が静的で予測可能であるという前提。
・第二の誤りは、現場から遊離した人々によって、定量的なデータに基づいて、戦略が策定されるという前提。
・第三の誤りは、戦略が高度に定式化されたプロセスの中で生まれうるという前提。
○力を発揮できる文脈
・プラニング学派のモデルが機能しうるのは、戦略策定ではなく、戦略が策定された後にそれをプログラム化するフェーズにおいてである。