ストレスフル・カンバセーション

コーチングがリーダーを育てる

コーチングがリーダーを育てる

第5章 ストレス・コミュニケーションの対処法
(原題:"Taking the Stress out of Stressful Conversations")
ライティングワークス・アンド・スピーキングワークス 社長
 ホリー・ウィークス


stressful conversation事前に備える
・自分が苦手とする相手と状況について自覚し、その対処法を学んでおく。
 e.g. 敵意を苦手とする、突然攻撃に弱い、横柄な相手に牙を剥く傾向がある
   無視されたと感じたときに黙り込む傾向がある
・利害関係のない友人相手にリハーサルを重ねる
 →結果を踏まえ、言い回しを微調整し、ボディ・ランゲージの練習もしておく。


会話中に出来ること
・相手を尊重する
 →相手のことを認め、信頼関係を確認し、自らの責任の一端も認める。
・言い直して矛先をかわす(「明確の技術」)
 →相手の抱いた印象については議論せず、それはそれとして受けとめる。
 →その上で会話が中断されたところまで戻り、対決ではなく合意を目指す。
・相手の言動と人格を区別する
 →相手の言動ないし戦術と、相手の人格に対する評価を切り離して考える。


○会話マネジメントのDNA
・内容・意図は明確に伝える
・中立的な雰囲気を維持する
・抑制した表現に努める