引越とアクセス分析とGoogleの機能

gooからシーサーへ引っ越して半年、その間にブログへのアクセス数が倍くらいになった。1日のユニークアクセスが約100くらい(100人程度の人が見に来てくれていた)、ページビューが200〜300くらいだった。


そして、先日シーサーからはてなへ引っ越して、はてなでのアクセス数は半分くらいに減ってgoo時代と同じくらいに落ち込んでいる(少し寂しい)。そして、面白いことにもう「過去のもの」となったはずのシーサーへのアクセス数は引越前と変わらず、ていうかここ2〜3日は増えている。


これは面白いなと思って、まじめにアクセスしてくれた人がどこのリンクから飛んできてるのだろうとデータを見てみたところ、シーサーへのアクセスは圧倒的にgoogle検索経由が多い。そして、過去に書いた記事が幅広く読まれている

はてなの方はどうかというと、google経由は少ない。ほとんど直リンク(多分ブックマーク)とかmixi経由ばかりだ。


何が起きてるのだろう。多分、今の50程度のユニークアクセスが友人・知人・家族のアクセスで、この人たちがブログの引越とともにブックマークを変えて下さったりした層なのだろう。他方、シーサーの時は、残りの50のユニークアクセスは、言わば「浮動票」で、google検索その他で記事を見つけて立ち寄ってくれていた層なのだろう。


もうシーサーの記事は(まだ未整理だけど)全部はてなにも移植したので、google検索したらこちらにもひっかかるんじゃないの?という気もするが、それはgoogleの「当該記事が他の多くの記事からリンクされているほど価値の高い記事と見なし、検索結果の上位にリストアップする」というアルゴリズムによるのだろう。同じ内容の記事であっても、半年続けたシーサーの方がリンクされている数は多いはずだから、必然的にgoogleの検索結果のリストの中でも比較的目に付きやすいところに出てくるのだろう。

例えば、「uTube」と入れてgoogle検索すると、1ページ目の中段くらい(西海岸時間28日正午現在)に、シーサー版の「東京ダイナマイト」の記事が出てくる(それはそれですごいことだ)。ず〜っと20ページ目くらいまでリストを眺めていくと、途中でもう一つシーサーの記事が出てくるけど、はてなの記事は一つも出てこない。同じ内容なのに。googleのメカニズムがしっかり働いているということだ。当たり前だけど。


というわけで、「浮動票」の人たちはたまたま見つけた記事のあるブログが引っ越ししてたからといって律儀に引っ越し先まで見に来てくれたりブックマークしてくれたりするはずはないから、はてなの方のアクセス数を増やしていくためには、また地道にいい記事を書いてリンクを増やしてもらうしかないということですね。


あれ?でも友人・知人・家族がこちらにブックマークしてくれているとすると、なんでその分シーサーのアクセスは減らないんだろう。いったんシーサーを経由してからこちらに来られているのかな。でもそっち経由のユニークアクセスはそんなに多くない。まあいいや、また暇なときに考えてみよう。