やっぱアメリカのサービス業ってやつは。。。

NYに行ってすぐの頃にアメリカのサービス業に関する愚痴を書きましたが、また久しぶりにムカツキを味わいました。今度はサービスのトロさに定評のあるverizonです。


引っ越ししましたので、当然家の電話(DSLを引くのと東京にinternational callしてCTPに参加するために必要)をtransferしなければなりません。早速携帯でverizonに電話してお願いしたところ、今週火曜日(5/30)に来てくれることになりました。対応もかなりフレンドリーかつ丁寧な女性だったので機嫌良く1週間待つことにしたのですが、、、


誰も来なかったのですよ。アポの日に。


久しぶりにここがアメリカだと言うことを思い出しました。


翌々日の木曜日にCTPに参加しなければいけないので電話が必要です。verizonは間に合わないだろうからと思って、まずは友人から聞いたAT&Tのcalling cardを使って携帯からかけようかと思い、HP等をチェックしてみました。calling cardは安くていいのですが、唯一IP電話を使っているかも知れないという問題があります。IP電話だとCTPのカンファレンスコールに入れないのです。


どうもHPを見てもはっきりしないのでAT&Tにかけてみました。日本語の窓口もあって「やるな〜」と少しアメリカのサービス業というものを見直しかけていたところ、出てきたお兄さんは、こちらの説明もあまり理解せず、なんとAT&Tの電話サービスの勧誘を開始!マイガッ!聞かれたことだけに答えてくれいと念を押してIP電話を使っているのかと再度尋ねたところ、「IP電話は関係ない」と明言。もう一度ダメ押しで確認した上で電話を切りました。


しかし、何となくいや〜な予感がしたので、再度ウェブで色々情報収集したところ、AT&Tは数年前にIP電話じゃない回線を使ったhomephoneサービスから撤退しているという情報を発見。


やっぱIP電話使ってんじゃん!


アメリカにいると日本人までいい加減なサービスをし始めるのか!!


と、ムカツキ度アップ。もしかしたらcalling cardを使う場合には、IP電話とは違うれっきとした電話回線を使っているのかもしれません。が、これ以上調べるヒマもないし、電話対応している人たちは多分知らないのでは、と思い、結局再度verizonに電話し、9日まで契約の残っている前のアパートの電話回線を一時的に復活させてもらうことにしました。


今度は声質からして多分黒人と思しきおねいさんが不機嫌そうに出て、一瞬ムカツキ度がさらに上がりかかりましたが、「1〜2時間かかるけど、復活させるのは簡単よ」という言葉に安心し、今までのすべてを許そうという気になりました。この時点で31日水曜午前。


翌日、もし、万一、という気持ちで、CTPの始まるのは午後3時からですが、午前中から前のアパートの部屋に戻って電話をつないでみました。いや、もはや誰もがオチは読めていると思いますが、


当然のごとく電話は使えません。


もうこの時点では、これがverizonだという認識ができあがっていたようで、まったく腹も立ちません。「やっぱね」というあきらめの声だけが聞こえてくるのでした。しかし、その後再度電話して依頼したところ、その場でつながりましたよ。一体「1〜2時間かかる」って何のことだったんでしょうかね


かくも適当なアメリカのサービス業、なんて一般化したら不適切ですので正確に言えば、verizon。DSLなんて、自分だけでなく色んな人の経験を総合しても予定期日から平均1ヶ月は立ち上げが遅れるし、日本の基準で考えると信じがたいほどにお粗末ですな。


でも多分、日本の基準で考えるから腹が立つんだというのは今回よく分かりました。郷に入りては郷に従え。アメリカは基本いい加減だと思っておけば、期待値も上げすぎることはないし、詰めを誤ることもないし、それが最良の対処法かなと思いました(今更ながら)。

Redondo2
Redondo2 posted from フォト蔵
関係ないけどこの前のビーチの写真です。