七人の侍
何とも切ない映画ですね。
この切ない後味も名作たる所以なのかもしれません。
今更ながら見ました。
七人の侍 Seven Samurai
美点がたくさんありました。
箇条書きにて紹介。
①七人の侍たちが見事に1人ずつキャラが立っています。
→一部若干被っている人もいますが、被ってる度の高い人から死にます(笑)
→特に三船敏郎がすごくかっこいい。
キクチヨ役の人もすごくいい味を出している。
名前分かりませんが、浅野忠信にそっくりの雰囲気の人もいました。
②農民役の人たちも見事な演技を見せます。
あまりの情けなさに苛立ちを覚えるくらいの表情や振る舞いを見せてくれます。
③一日30分ずつ細切れに見てるのであまり正確ではありませんが、
飽きることなく展開するストーリーにぐいぐい引き込まれます。
④侍たちの侠気と友情に魅せられます。
⑤そして、④のゆえに、ラストはあまりに切ないです。
国内外問わず数多くの映画監督に影響を与えたのもうなずける作品ですね。
ラストの諸々の切なさとあっけなさを除けば、大体全編痛快な物語です。
白黒で音も悪いですが、お暇があれば是非。
いや、もうとっくに見てるって、という声が聞こえてきそうですが(汗