バークレー編(SF旅行④)

バークレー
バークレー posted from フォト蔵

サンフランシスコ滞在3日めはバークレーday。M社内定の際に知り合ったK氏がバークレーMBAにいるため、お手間をかけさせてしまったけどバークレーの町を色々案内してもらった。

しかし、あいにくの雨と風で、相当寒かった。滞在中はほんとに毎日どんどん寒くなる。びっくりだ。

バークレーの町はなかなか面白い。まずBARTというサンフランシスコと近郊の町や空港その他をつなぐ地下鉄の駅周辺には大きな通りがあって、色んなお店が並んでいる。結構活気がある。駐車場があまり無くて困る点はサンフランシスコと同様のようだ。

K氏の友人が現われ、軽く昼食を一緒にした後、まずはバークレーのキャンパスを案内してもらった。いずれ写真をupしようと思うが、これが結構広くてきれい。ちょうど休みに入ったところだったので学生もあまりいなかったが、閑静な雰囲気の中にも活気を感じさせるにおいがあって、なかなか素敵なキャンパスだった。

MBAのキャンパスはさすがにドラッカースクールの4倍程度の学生を擁するだけあって結構大きかった。スタディルームもたっぷりあって、コンピュータールームも当然デカイ。ただし、一部の講堂を除けば教室自体はの大きさはあまり変わらなかった。やはり、授業の適正規模というものは大きな学校でも小さな学校でもあまり変わらないのだろう。もちろん、教室の数は比べものにならないけれど。

図書館もなかなか素晴らしい。白壁に古代ギリシアのような柱を多用した建築の外見はなかなかに美しいし、内部も非常に大きく、かつ機能的だった。Claremont Collegesの図書館のモダンな雰囲気と比べるのはapples and orangesではあるけれども、なかなかうらやましい施設ではあった。

もう一つ面白いのが、キャンパスに立っている大きな時計台。当日は休日だったのでclosedだったが、どうやらエレベーターで最上階まで上がり、そこからバークレーはもちろん、サンフランシスコ市内まではるかに見渡させるらしい。霧がなければ相当美しい景色だろうと思う。

ひとしきり散策した後は、学校周辺を見て回った。面白かったのは、Telegraph通りという、バークレーがヒッピー文化発祥の地であるdemonstrateするような個性的なストリート。折しも多数の露天が出店され、何かのお祭りみたいなのをしていたけれど、その店主も、売っているものも、周りの店にたむろしているおじさんたちも、そして学生達でさえ、「あんたたちいったい何時代の人?」と言いたくなるようなヘアースタイルと格好をしている。結構見物だ。

そして、ヒッピー時代の生きた遺跡から離れて、今度は打ってかわって小表参道みたいな4th streetへ。ちょうど6時くらいですっかり暗くなっていたこともあって、クリスマス向けにライトアップされた通りは非常に美しく、ロマンティックな眺めだった。もちろんno ヒッピー on the street。K氏曰く、「おしゃれバークレー人は4th streetへ」来るのだそうだ。おしゃれでない人はtelegraph、ということか。お店は小さなレストランから服屋、雑貨屋、CD屋と色々。window shoppingでも結構楽しめる。面白かったのは日本の和紙や和紙製品を扱っているお店があったこと。日本好きな外人へのおみやげを探すにはいいところだと思う。ちょっと高いけど。懐かしいあぶらとり紙なんかも売っていた。残念ながらようじ屋のものではなかったけれど。

その後少しK氏宅で休憩した後、ジュピターというパブへ。ちなみに、彼の住むアパートの斜め向かいの家では盛大なパーティーが行なわれていてびっくりした。通りから玄関へと続く階段には赤絨毯が敷かれ、大音響でバンドの生演奏が近所に轟く。日本ではおおよそ考えられないことだが、近所の人が文句を言いに行っている様子もなかったし、絶え間なく演奏が続いていたことからすれば、きっと近所から許可は得ているのだろう。いつか自分でもやってみたいと思ったのだった。

さて、ジュピターはすごくよかった。オリジナルのビールもそこそこうまかったが、何よりピザが絶品。大した値段ではないのだけれど、しっかりした味。ジューシー&クリスピー。これは試してみる価値有り。しかも、バンドの生演奏あり。その日はロックをやっていたけど(写真参照)、普段はジャズもやっているらしい。おいしいものと音楽の好きな人にはたまりませんね。BARTの駅Downtown BarkleyからMorgan Stanleyの入っているビルの方へ出て、通りを渡ってすぐの辺りにあります。オススメです。

というわけで、三日目もなかなか満喫できました。
K氏ありがとう。